Last Update 2006.10.25

POSER での、小道具又は、フィギュアの基本作成手順
(インポート・エクスポートに限定。)


Poser をいじっていると、新しい小道具や、フィギュアが欲しくなります・・・。

普通はDAZ やレンダロに行って、買い足したり、フリーの物を手に入れるのですが、
どうしてもオリジナルをPoser に組み込みたいっ。という人は、自分で作るという
方法も有ります。(大変ですが・・・。)

ここでは、その本当に基本操作を、自分用のメモとして書いておきます。
何かの参考になれば、幸いです。


以下は、私のメモ書きです。     ※ おやくそく・・・  内容を参考にする場合は、くれぐれも、自己責任で。※

●使用機材
メタセコイア (レジスト済)
ほげほげさんの、OBJ インポート・エクスポート用 各メタセコイアプラグイン

動作確認環境は、Win2k POSER 5J です。



●Poser での作業(元にするフィギュアのマネキン化)

Poser を起動。
ウインドウ からライブラリを開く。
元にするフィギュアを、ドキュメントに置く。
フィギュア インバースキネマティクス設定のチェックを、全て外す。

ドキュメントのフィギュアを選択した後、
ウインドウ から、連結パラメータ編集を選択。
真ん中あたりの、リセットをクリックする。他はさわらない。
クリックした時フィギュアの腕が、動いたりするが問題無し。
この後、ファイル 書き出し から、obj 形式で書き出す。
ダイアログその1
書き出し範囲は、現在のフレーム になっているのを確認して、
okをクリック。
ダイアログその2
階層の選択 では、書き出す部分を選択出来る。
最上段のユニバース を押すと、全てのチェックマークがon off 出来る。
これで良いなら、OK をクリック。
ダイアログその3
ポリゴングループにパーツ名を含める、
ポリゴングループに既存グループを含める
のみチェックして、OK をクリック。ファイル名を指定すると、書き出しが始まる。
書き出しが終わると、ファイル名.obj と、ファイル名.mtl の2つファイルが
出来ているでしょう。




●メタセコでの作業(マネキンの読み込み)
メタセコを起動し、ファイル から、開く を選択。
ファイルの種類では、
Yet Another OBJ を選択してから、ファイル名.obj を指定する。
ダイアログは、何もせずに ok とした。
読み込まれたら、まずは色分けをして、マネキンと追加パーツの区別をします。
その後、メタセコのオブジェクトパネル全てに、鍵マークを付けてマネキンを保護します。

後は、製作開始です〜。




●メタセコでの作業(Poser 用obj の作成)
せっせと、オブジェクトを作る。(笑)

完成したら、バックアップを取った後、フリーズしておく。
Poser へは、このフリーズしたオブジェクトを持って行く。
ファイル 名前をつけて保存 から進み、
ファイルの種類では、
Yet Another Export OBJ を選択してから、ファイル名を指定する。
マネキン用ファイルとは、拡張子が同じなので、別のファイル名にして下さい。(笑)
上書きされて、ショボーンになります。
ダイアログは、何もせずに ok とした。

書き出しが終わると、マネキンファイルとは別の、
ファイル名.obj と、ファイル名.mtl の2つファイルが
出来ているでしょう。




●Poser での作業(ボーン埋め込み)

Poser を起動。
ファイル 読み込み から、ファイル名.obj を選択。

ダイアログのオプションは、全て外す。
ファイルが読み込まれる。
ポーズルームから、セットアップルームに切り替える。
フィギュアに変わる のダイアログは、当然オーケー。
ライブラリのフィギュアから、ボーンの元となるフィギュアを
選択して、その下方、フィギュア変更をクリック。
ボーンが読み込まれる。
元フィギュアに有るモーフも、同時に組み込まれます。
セットアップ から、ポーズに戻る。
よく見ると、ドキュメント下の階層の表示名が、元のフィギュア名のままです。
何となくいやなので、名前を変更します。
まずボデイを選択。(重要)
パラメータ特性パレットの特性タブから、
名前の窓に、新しいフィギュアの名前を入れる。
ドキュメントの左下の名称が、新しい名前に変わった・・・はず。

ここで変更しても、obj ファイル名自体は変わらない(あたりまえ)
ので、わからない人は変更しない方が良いでしょう。

新しく作った服等が、パラメータ特性パレットの
軸回転、横屈伸、屈伸等を操作して、問題無いかを確認する。
モーフについても同様。

他も確認してね。(笑)



●おまけ(ライブラリに登録する)

問題が無かったら、ライブラリに登録しましょう。
こうすると、次回使用する場合に、ライブラリから
すぐに読み込む事が出来ます。
手順としては、
自分が保存したいカテゴリ(カメラ・フイギュア・ポーズ等)を開きます。
開いたライブラリ下方の、プラスマークをクリックして、ライブラリに追加します。
この時、どういう名前で登録するがダイアログが出るので、適切な名前を付けて
OK をクリック。
少し待つと、今のドキュメント画面で作られたアイコンが、ライブラリに
今付けた名前で登録されます。
もし、間違えた場合は、削除出来ます。削除するライブラリを選択後、
ライブラリ下方の、マイナスマークをクリックすると、
確認のダイアログが
出て、OK とすると削除されます。

また、自分用のサブカテゴリー(フォルダのようなアイコンの事。)も作れます。
既存のサブカテゴリー名をクリックすると、いつものプルダウンメニューの下方に、
新規サブカテゴリーの追加 が有るので、クリックします。
新規ライブラリ名の窓に名前を入れて、OK をクリックします。
これで、自分だけのサブカテゴリーが出来ました。
ただ、サブカテゴリー選択時には、削除のマイナスマークが出てこないので、
間違えた場合、エクスプローラから手動で削除するしか無いようです。

※参考 ひとつのサブカテゴリー内に、100個以上登録すると、
アイコン画面は表示しないのが、仕様のようです。



●まとめ
これまでやった事は、
元フィギュアから一旦、obj で書き出して、
メタセコで読み込み。

オブジェクトを操作してから、
再びPoser に読み込んで、ボーンの設定をして、
元フィギュアと同じ操作が出来れば、一連の手順に問題は無い。
という事です。(そりやそうだぁ。)

また何か有ったら、ここにメモ書きします。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

でわでわ


Copyright (C) 2006-2007 mimi - i 
All Rights Reserved


TOP PAGE