Last Update 2007. 2. 9

Poser でのボーン追加手順
(小道具に追加する位の、かなり独自な方式です・・・。(;^_^A  )


以前のmimi-i は、Shade5 で、「ミミ」を制作していました。(笑)

この「ミミ」の青い髪型は、遠い昔に有った造型王時代からの流れで作ったものですが、
やっぱりPoser でも、再現したいっ。との思いから、めたせこで「ちまちま」と作りました。

ただ、作ったのは良いが、このままでは髪の後ろに2つ有る、「ふさ」が動きません。
何故なら、ボーンを入れていないからです。(当たり前。)


ここでは、髪の「ふさ」を動かす為にした事を、自分用のメモとして書いておきます。
何かの参考になれば、幸いです。


以下は、私のメモ書きです。     ※ おやくそく・・・  内容を参考にする場合は、くれぐれも、自己責任で。※

●使用機材
メタセコイア (レジスト済)
ほげほげさんの、OBJ インポート・エクスポート用 各メタセコイアプラグイン


動作確認環境は、Win2k POSER 5J です。



●メタセコでの作業(Poser 用obj の作成)
せっせと、オブジェクトを作る。(笑)

完成したら、バックアップを取った後、フリーズしておく。

※ここで、各オブジェクト別に制作していた場合は、必ず一つにまとめておきます。
(mimi-i の場合、こうしないとPoser の「セットアップルーム」に行けなかった。)


Poser には、このフリーズしたオブジェクトを持って行きます。
ファイル 名前をつけて保存 から進み、
ファイルの種類では、
Yet Another Export OBJ を選択してから、ファイル名を指定する。
ダイアログは、何もせずに ok とした。

書き出しが終わると、
ファイル名.obj と、ファイル名.mtl の2つファイルが
出来ているでしょう。




●Poser での作業(ボーン埋め込みなど)

Poser を起動。
ファイル 読み込み から、ファイル名.obj を選択。

ダイアログのオプションは、全て外してから、OKをクリック。
ファイルが読み込まれる。
ポーズルームから、セットアップルームに切り替える。
フィギュアに変わる のダイアログは、当然オーケー。
ボーンを組み込み易いように、画面を切り替えます。
 ※画像は一例です。
編集ツールの「ボーン作成」のボタンをクリックしてから、画面上をドラッグしてボーンを配置します。
この後でも、位置修正は可能なので、あまり気にせずに配置します。

こつとしては、最初のボーンの終わりの所で、一旦マウスのボタンを離しますが、
またその場からドラッグして、次のボーンを配置します。

(※頭の中心から、外側に向かってドラッグし、そこからさらに「ふさ」の方に配置しました。)

(※今回は、髪の「ふさ」だけ動かせたいので、
ダミーのボーンを先に入れておき、その先に動かしたい「ふさ」のボーンを配置しています。)


参考までに、
うまくボーン同士がつながっていれば、編集ツールの「移動」をクリックした後で、
ボーンの接続点のあたりに、マウスポインタを持って行くと、丸印のターゲットに変わり、
そのままドラッグすると、両方のボーンが同時に移動します・・・。
もし、どちらかしか動かなかった場合は、二つのボーンを一旦削除して、
再度挑戦して下さい。(爆)

また、反対側のボーンを作成する場合、一旦オブジェクトそのものを選択してから、
ボーンを作成すると、反対側のボーンと変に繋がらずに済みます。

ボーンの配置が終わったら、次は編集ツールの「グルーピング」をクリックします。
多分、真っ黒又は真っ赤な画面が出てきますが、だいじょび。

ここでの設定は、どのボーンが、どの部分及び、どこまでボーンの変形が、
影響するかを、定義するものです。

グループ編集画面左上の、矢印ボタンをクリックして、設定するボーンを表示します。
矢印ボタンをクリックしても、うまく開かない場合は、一旦「移動」等に戻ってから、
開き直して下さい。(少し時間が掛かる場合が有ります。)

(ここでは、bone_1、2とbone_7、8がそれぞれ対になっており、1と7はダミー役とします。)

各ボーンを切り替えて表示すると、必ず赤色で選択状態の部分が、有るのを確認します。

 ※mimi-i の場合、ボーンは4つ入れましたが、各ボーンに赤い選択部分が一つの、
合計4つと、なぜか全体が真っ赤な画面の、合計5画面有りました。


bone_2の時には、「グループ編集」画面左下の「自動グループ化」をクリックします。
この時、「ふさ」の部分だけ赤色になり、他の部分が黒色になっていれば成功です。
※赤色になった部分が、ボーンの影響を受ける所です。

ただ、画像のように「ふさ」以外の所が赤色になっている場合には、「ふさ」自体は
動くのですが、それと同時に他の赤色部分も、動いてしまい、髪が破状してしまいます。

これを防ぐには、bone_2の影響が大きい為で、
 ★bone_1、2とを直線的に配置する。
 ★bone_1、2の接続点を、この場合「ふさ」側へ、わずかに移動する。
などで調整して下さい。
(この場合は、一旦編集ツールの「移動」に戻って、位置を修正します。)

※この部分を何度か繰り返して、仕上げて行きます。

編集後、
小道具からの名前が、フィギュア1のままなので、
hair に名前を変更します。

ダミーのボーンには、それぞれ「屈伸」のチェックを外しておきます。


 ※ここからは、一度フィギュアにのせてみて、
確認して下さい。


さて、このままでも使えそうなのですが、まだ有ります。

今はまだ髪が頭部に追従しないので、編集します。
ウインドウから、「階層の編集」を表示します。

左上のhair の部分をドラッグして、右下の「頭部」に、ドロップします。

 ※hair の場所が画像と違う場合が有りますが、同様にして下さい。

右下の「頭部」辺りに、落ち着けば、完了です。

 お疲れ様でした。

 ※完成したフィギュアは、ライブラリに登録すると良いでしょう。



後は、新しく作ったボーンが、問題無いかを確認して下さい。

他も確認してね。(笑)




●まとめ
これまでやった事は、
オブジェクトを制作してから、
Poser に読み込み、ボーンの設定をして、
狙い通りに、ボーンが動けば良いっ。
という事です。(そりやそうだぁ。)

また何か有ったら、ここにメモ書きします。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

でわでわ


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